健康情報コラム
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健康情報コラム

多くの方が悩まされている「花粉症」についてです。
花粉情報によると、今年はスギ花粉は4月上旬くらいまで、ヒノキ花粉は5月上旬まで続くようです。
花粉症って?
どんな病気?
花粉症は植物の花粉(スギ、ヒノキ、シラカバ・・)によって起こるアレルギー性の病気です。樹木や草花の花粉が飛ぶ季節に花粉が目や鼻の粘膜に付着することで症状が現れます。人間の体は体内に侵入しようとした外敵を取り除こうとする働きが備わっています。花粉症の症状が現れるしくみは外敵に捕まえるセンサー(抗体)が体の中に入ってきた花粉(抗原)に反応してセンサーから情報を受けた細胞がアレルギー反応を起こす物質(ヒスタミン)を放出し、くしゃみ、鼻水、鼻ずまり、目のかゆみなどの症状が出ます。

原因は?
花粉症の最大の要因はアレルギー体質の遺伝です。しかし生活環境や住環境などほかにも様々な要素があります。

生活環境
ストレス社会・・・ストレスで自律神経の調節が乱れ花粉症の症状も出やすくなります。
食生活・・・欧米化による肉中心・高たんぱく質の食生活は正常な免疫反応にとって大切ですが
      逆にアレルギー反応を高める結果となりました。

住環境
スギ花粉の増加・・・杉は建築資材として価値が下がり手入れもされないまま放置されている
          ことが花粉の飛ぶ量が増えていることと関係しています。
気密性の高い住居・・・住居の密接度が高まった結果ダニ・ハウスダストが増えアレルギー
           体質の人が増えました。
大気汚染・・・車の排気ガスがアレルギーを起こしやすくさせている
舗装道路・・・雨とともに土の中にしみ込むはずの花粉がアスファルトの上に残り続けている
あなたの花粉症危険度チェック
以下のチェック項目でYESの数を数えて下さい
1 食事は魚より肉が多い YES NO
2 密接した住宅、マンションに住んでいる YES NO
3 家族に花粉症の人がいる YES NO
4 目のかゆみがある YES NO
5 ヨーグルト・乳製品をあまり食べない YES NO
6 花粉が多く飛んでくる所に住んでいる YES NO
7 ストレスガたまり疲れがとれない YES NO
8 さらさらの鼻水がでている YES NO
9 昼前から午後3時頃まで外出する機会が多い YES NO
10 めがねをかけていない YES NO
0個~3個 安全範囲ですが、食生活・生活環境で花粉症予防が可能です
4個~6個 黄色信号です!外出の時は対策をバッチリしていきましょう
7個~10個 危険です!花粉症は生活に支障がでるやっかいなものです。すぐにでも花粉症対策を学び実行しましょう。
花粉症対策おすすめプラン
  • 外出する時にメガネ、マスク、スカーフ、帽子を着用し花粉を吸い込まない!
  • 髪をコンパクトにまとめ花粉がつかないようにする!
  • 昼前から午後3時まで花粉の飛ぶピークです。この時間帯だけでもなるべく室内に!
  • 家に入る前は玄関先で衣類、髪、持ち物についた花粉をはらう!
  • 帰ったら手、顔、目、鼻、うがいをする。目は流水中でパチパチまばたきして洗う!
  • 花粉が飛び始める、2週間前から予防する!
  • 体に入った抗原(花粉)の分解をするキウイフルーツを食べる!
  • 腸内環境を整え抗体活性防止のヨーグルト、乳酸菌飲料をとる!
身近な食べ物
キウイフルーツ
キウィフルーツ キウイフルーツには老化防止の原因となる活性酸素を抑えるビタミンA・C・E(ビタミンエース)が含まれています。ビタミンA・C・Eは他にも風邪対策、花粉症対策の働きがあります。ビタミンAは口・鼻・のど・肺・胃・腸など外界から入ってくる空気や食べ物が触れる粘膜を強くし病原菌など体内に侵入するのをガードします。ウイルスなど病原菌が体内にするとこれを取り除こうとする白血球が働きます。この白血球の働きを助けするがビタミンCです。実際に風邪にかかっている人の血液中のビタミンC濃度は下がっていることがわかっています。ビタミンEは車の排気ガス等アレルギーをおこしやすくする大気汚染から肺を守る働きがあります。またキウイフルーツはタンパク質分解作用があるので体に入ったタンパク質性の抗原(花粉)の分解作用もあります。